POINT1:不正アプリでスマートフォンは乗っ取られる!
スマートフォンではさまざまなアプリをダウンロードして使用することができますが、中にはインストールされたスマートフォンのデータをのぞき見したり、カメラなどを遠隔で勝手に作動させる機能を持つ不正アプリがあります。
Androidの不正アプリが累計1,000万個を突破
2010年8月に最初のAndroid不正アプリが検出されて以来、5年を待たずして1,000万個に到達しました。特に2015年には、わずか1年の間に630万個が新たに登場しました。(トレンドマイクロ社調べ)Androidでは自由にアプリを配布・インストールすることができます。不正なアプリに十分注意してください。
Wi-Fiを使って傍受
暗号化がされておらず、パスワードもかかっていないWi-Fiに接続すると、他者が簡単に通信情報を傍受できます。この状態でパスワードを入力すると簡単に盗まれてしまいます。
POINT2:不正アプリによる被害
- ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺により、個人情報などを盗まれたり、アカウントの乗っ取りや不正利用で金銭を奪われたりする
- 写真や住所、電話番号などの個人情報を抜き取られて勝手にネット上に掲載されたり、自分のいる場所を追跡してストーキングをされたりして精神的な被害を受ける
- スマートフォン向けのランサムウェアで端末にロックをかけられて身代金を要求される
<スマートフォンにもセキュリティ対策が必要だ!>
- スマートフォンのOS・ソフトウェアはアップデートする
- ウイルス対策ソフトを導入・更新する
- 公式サイト以外からアプリをインストールしない
- 重要なデータのバックアップを取る
⇒ MISSION 1-7 インターネットバンキングの不正送金