2020年12月31日にサポート終了を迎える『Adobe Flash Player』に関する注意喚起です。
WebサイトでFlashコンテンツをご利用中の方は、HTML5等への移行や代替え案の検討をお願いします。
1 概要
- アドビ株式会社 より提供されている、Adobe Flash Player は2020年12月31日を以て、サポート期間が終了となります。
- サポート期間終了後は、仮に重大な脆弱性が発見されたとしても、これまでのように※パッチやアップデートは一切提供されないため、利用を続けた場合はサイバー攻撃の被害を被る可能性が高くなります。
- また、Flashベースのコンテンツは、サポート期間終了日以降、Adobe Flash Playerでの実行がブロックされると公式アナウンスがされています。
※Adobe Flash Playerの脆弱性対策について(APSB19-46)(CVE-2019-8070等)【IPA】
2 対象
- Adobe Flash Player
3 対策
- 自社のWebサイトにおいてFlashコンテンツの利用の有無を確認してください。
- Flashコンテンツを利用している場合は、HTML5などのオープンスタンダードへの移行や代替え案の検討をお願いします。
なお、アドビ株式会社ではサポート終了日前に、Flash Playerをアンインストールすることを推奨しています。
4 参考情報
WebサイトにおいてFlashコンテンツが利用されているかの確認方法の一例を紹介します。
あくまで一例ですので、Webサイトの管理者等と相談のうえコンテンツの有無をご確認ください。
検索エンジン「google」の検索機能を利用したFlashコンテンツの確認方法
例)当サイト(https://cybersecurity.metro.tokyo.lg.jp/)内を検索する場合
↓
filetype:swf site:https://cybersecurity.metro.tokyo.lg.jp/ で検索
swf:Flashコンテンツのファイル形式